メーカ製PCを暴け

〜 akia MicroBook5650P〜


2000/08

背景

以前から省スペースマシンが欲しいと思っていた。市販のベアボーンが妥当な線だが、いかんせんコストかかりすぎ。

今回たまたま激安メーカ製があったので、ひとつ確保。アキア MicroBook5650Pと言う機種。

メーカ製PCを新品で買うのは何年ぶりだろう??

スペックはCeleron500,10GBHDD,CD-ROM,FDD,SIS620,DIMMx2,PCIx1+ISA共用x1
シリパラUSBにLAN(3com)、サウンド(クリスタル)。モデムは無し。
FDD、CDDはノート用の薄型。DFPのポートもあるが使いみち無し。


開梱

あたりまえだが、キーボード、マウス、マニュアル、リカバリCD等ありとあらゆる物が入っている。

しかもOS(Win98)までインストール済み。当たり前か(笑)

とりあえず火を入れる。ちゃんと動いた。ラッキー。初期不良に当たると悲しいからね。


分解

動くことを確認したら分解です(笑)

LPX風のマザー。スロット周りが苦しい。ケースの仕上げ悪し。手を切りそう。
マザーはFIC SAHARA1000。CPUファンはスペースの関係で巨大なものは不可。

ライザ上に謎の青いスイッチがあるが、機能してないようだ。

CPU

BOX品、製造週は2000年19週で相当新しい。これは根性あるかも??
EP-BX6SEに付けて限界調査。    

・・・600MHz程度でネをあげた。根性ねー。

HDDはサムスン製。特にこれと言って特徴無し。

ビデオはSIS620内蔵の物。普通に使う分には問題ないが、3Dは無いに等しい。ゲームしたい人はPCIで増設する事に
なるだろうが、最近の巨大なボードはまず無理。困ったもんだ。

下スロットにViperV550入れようと思ったがドライブがつっかえて入らなかった。超コンパクト高速PCIビデオカードを作って
下さい>ビデオカードメーカ

 


拡張

限界が見えてきたので最終形態に拡張。

ISAのPCIカードアダプタを入れてメルコの無線LANカード装着。
メモリは余り物の32MBx2に変更
CPUは前から持っているさらに根性の無い500MHzに変更(笑)

HDDは10GBもいらないが、交換するのも面倒なのでそのまま。FIPSで7G+3Gに切り直し

3GB部分にLinux入れて遊ぶ予定。


結論

騒音レベルはかなり低い。インターネット端末や仕事用マシン、簡単なサーバにはいいかも。

拡張スロットが2本あるといろいろ使い道が出てくる。省スペース機を買う時は要チェックだ。


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