あなたのマシンにもノイズが襲い掛かる98/02/14

300MHzマシンと裏を這いずる配線群



・背景

新2号機を組み立て終わり、さて通信でもと思った時に異常事態発生。「エラー:発信音が聞こえません」
TA,モデム関係の接続は変えてないがなぜか通信出来ない。TAのAAランプが点滅している。はて?おかしいな。まぁたいしたこと無いやろと調査開始。

・現象

配線はDSU−外付けTA−内蔵モデムカード。デバマネではまったく正常。モデムも正常認識している。
ハイパーターミナルで各デバイスと通信。正常。COMポート、ISAスロットは問題無し。
ただし、ATDでダイヤルすると全く繋がらない。BUSYかNO CARRIER。

・調査

TAのテストコマンドで調査。回線エラー。
TAのマニュアルには対処方法が書いてない。サポートの電話は休み。むむ。困った。
TAと通信出来ているのであるから、ISDNケーブルを交換。NG。変化無し。
この変で既存の知識では解決できない問題である事に気づく。うぉ〜〜なんぢゃこりゃ〜〜。

とりあえずTAに普通の電話を繋ぐと・・・・・鬼のようなノイズで繋がらない。
その内にTA−マシン間のケーブルを外すとノイズが無くなり、電話が繋がるようになる事が判明。

むむ。これはマシンが発するノイズが原因のようだ。・・・と、分かってもそう簡単には事が進まない。

フェライトコア(なんでこんなモノが(笑))をアチコチに付けても全く変化無し。アース線繋いでも変化無し。
TAが壊れているのかと思ったが別のマシンにつけるとなんとも無い。
苦肉の策でBIOSを弄繰り回す(EMIテストと言う項目があった)が変化無し。
バスクロックを規定値に戻す(笑)が変化無し。

根本対策は無理なようなので暫定対策逃げとも言う(笑))を 取る事に決定。

別のTAをつけ一件落着(笑)


・結果

・新マシンが発する鬼のようなノイズ
・根性の無いTA

の組み合わせがまずかったようである。

・今後の方針

ルータの設置が必要になるかも。


・後書き

いつぞやの雑誌でノイズについて記したものがあった。「パソコンはノイズの塊」「高クロックになるほどノイズ対策が難しくなる」 「設計はノイズとの闘い」と言った内容だったと記憶している。
メーカ製パソコンを使うには問題は少ないであろうが、自作機ユーザは目に見えない敵と戦う日が近づいているかもしれない


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